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11月18日 七郷小学校 防災教育

11月18日、
七郷小学校の4年生の授業でゲストティーチャーとして、
ボランティア活動についてお話してきました。

講演の様子は→七郷小学校のブログ

ボランティアするうえで大切なことについて、
・相手の立場、気持ちに立って考えること。
・一つの問題が解決したら次はどうなる?その次は?さらにその次は?と次のことを考える。
の2点についてReRootsの活動を紹介しながら話しました。

児童たちは、
とても積極的で、途中にいろんな質問を投げかけると、進んで手を上げて答えていました。
その熱心さに話しているほうが驚いてしまいます。

さらに、
お昼は4年4組で一緒に給食を食べました。
みんな人見知りせず、好きな漫画やおもしろいテレビ、ものまねなどして大はしゃぎです。

七郷小学校の児童たちの元気に逆に勇気づけられる授業でした。
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9月30日 山之村中学校 講演

9月30日
岐阜県飛騨市立山之村中学校の修学旅行で
『東日本大震災での経験と生き方』というタイトルで
講演をしてきました。

山之村中学校の生徒は2名

実はとても雪深い地域で生徒数もすごく少ない中学校なんです。
HPをみると →こちら
とてもいいところです。

生徒たちは、
午前中に閖上を訪れて、被災地の様子を見学したそうです。
なので、
若林区の被災を説明するうえでも、なんとなく地域の風景はイメージがついた様子でした。

まず、
仙台市の被災状況や
農業の被災実態について数字や資料を用いて説明しました。
その後、
被災者の方が、津波の様子を撮影した動画を見ました。
最後に
ReRootsの活動をつうじて、被災からどのように命の尊さや日ごろの考えを意識していけばいのかを話しました。

1時間ほどでしたが、生徒たちは、映像を見たり、そこからどう考えて農業支援に取り組み、日ごろの生活に何を意識すればいいのか、ヒントになりそうなものは得られたかなと思います。

というのも、
2名を対象にした講演なので、どうしても集中せざるを得なかったからでしょう。
どんな感想を持ったか楽しみです。


9月15日 東北大学農学部の講座でNPOについての講義

9月15日
東北大学大学院農学研究科で「災害復興のもうひとつの主体~持続性の高いNPO活動」
というテーマで講座を行ってきました。

昨年も同じ講座を担当して講義してきたのですが、
今年は、台風18号による大雨被害があったので、具体的にNPOの必要性や関心が高い状況での講座となりました。

内容としては
一般論としてのNPOの必要性と具体的なNPOの有効性についてと、
行政とNPOの違い
さらにその具体性をReRootsの活動を通じて話しました。

一般論として
行政の手が届かないようなところで、NPOの活動が必要といわれています。
行政に比べ、NPOはきめ細やかで住民目線という良さがあるといわれますが、それは具体的にうまくいった場合です。

ところが、うまくいくために必要なNPOの活動の在り方や考え方は、実は一般論だけでは語れない分析力や洞察力、具体的にプロジェクトを創造する構成力などが求められます。
また、組織を作れば、チーム作りやチーム運営を進めるマネジメント能力も求められます。

それらは、
具体的な問題を前にして、どう組み立て、解決に向けて取り組んでいくのかを創作する力が問われます。
これは、本を読んだからできるというものではありません。

この具体的な問題解決の場面、状況での考え方をどうやって組み立てるのかを、いろいろと話してきました。

講座が終わってから、
何人かすごく関心を持った様子で、1時間くらい質問をうけたり、
実際に大雨災害のボランティアに参加したいという学生もいました。

院生の中から
行政に進む人も、NPO等に進む人も、研究や一般就職する人もいるかもしれませんが、
どういう現場に行っても応用できると思うので、講座の内容が刺激になっていただければと思います。



7月31日 楽学プロジェクトで「農家の仕事」についてお話

7月31日
仙台市が行っている「楽学プロジェクト」(7月30、31日 木町通小学校・木町通市民センター)で
「農家の仕事」についての講演をしてきました。

楽学プロジェクトは、仙台市の小学生や中学生が実際に仕事をしているプロフェッショナルから直接話を聞いて、将来について考えるという企画です。
なんと、希望者だけでも2000人以上、抽選に漏れてしまう人も1000人近くいるそうです。
当日も1200人くらいの生徒が参加していました。
 開会式が行われる体育館

詳しくは、仙台市のHPは→こちら

ReRootsでは代表が「農家の仕事」について20人の生徒に講演をしてきました。
 実物を見せながら、それぞれの野菜について「野菜のものしり」クイズ
あれこれを見たり、触ったりしながら野菜の不思議や面白さを感じてもらいます。
例えばトマト
トマトの茎のところに虫の足みたいな気持ち悪いぶつぶつが出ています。
これは何でしょう?病気?
正解は「気根」。
トマトは山岳地域で育っていた野菜なので水が少ない地域でも育つことができます。
土中の根から十分な栄養や水分が取れない時、
茎から根っこが伸びて空気中の水分を補給するために根が伸びるのです。

「へぇ~」
でも
「気持ち悪い」

そして
サトイモの葉っぱにつく虫
セスジスズメの幼虫です。
子どもたちは
「うげ~」
「かわいい」
と正反対の反応を示していました。 
 
これらの野菜を見ながら
野菜の育て方や気の使い方
農家のほこりなどをお話しました。
さらに農家の高齢化の問題にも触れました。

子どもたちは
将来農家になりたいという生徒・児童もいて、
こういう触れ合う機会は大切かもしれません。
期待を込めて見守りたいです。

【講演報告】仙台市行政教員勉強会「げんき会」で講演

1月29日
仙台市行政教員勉強会「げんき会」で
1、仙台市若林区の津波被災地の経過と課題
2、ReRootsの活動について
3、チーム作りについて
ReRoots代表が講演を行ってきました。

 
ところで、行政教員っていったい何だと思いますか?

本当は学校の先生なんですが、実は学校にはいない先生方なんです。
で、どこにいるのかというと…。

市の生涯学習課、博物館、図書館、各市民センターなどで勤務している先生たちです。
そういう場所にも先生っていたんですね。

つまり、
学校で子どもたちに勉強を教えるというより、
地域のなかで子どもや地域の方々に社会教育という観点から携わる先生たちという感じです。
正確にはもっと明確な定義があるのでしょうが、僕の受けた印象としてはそんな感じでした。

その先生方がげんき会という勉強グループをつくって、2~3か月に1回程度学習会を行っているということでした。

今回、
津波被災地の課題と、そこで取り組まれている活動について話したのですが、
先生方は地域の課題に目を向けたり、学校と地域を結び付けたりという視点を持っているので、
話していても堅苦しくなく、視野の広さを感じさせました。

チーム作りについては、
先生というだけあって、子どもたちの成長を考える上でも
多くの意見や質問を聞けました。

二次会でも
こんな手作りおみくじが配られ、
手作り感あふれる場になりました。

 
ちなみに

大吉でした。

本当にユーモアにあふれる方々で、
地域の中にこういう先生方がいたら、
地域課題を見つけ出して住民と共同したり、
子どもたちと地域の取り組みの何かを企画したりと
面白い取り組みをしていくのではないだろうかと考えました。

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ReRootsは東日本大震災をきっかけに作られた、震災復興・地域支援をしているサークルです。


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