こんにちは。復興局の局員です。
今日は、午前中はのんべえさんのもとで土を起こしていたのですが、
午後からはReRoots菜の花ファームで作業を行いました。
先日のブログにもあるのですが、ReRootsでは、被災した田んぼを1枚借りて、菜の花を育てています。
(ちなみに、菜の花は菜種油を取りバイオディーゼルというものをつくる計画です。
バイオディーゼルは軽油としてトラクターを動かすのに使えます。)
そして、最近の強風で菜の花のダメージが深刻なので防風ネットを設置することとなりました。
ただ、防風ネットを購入しようとしていたお店が祝日はやってないので、
今日はネットを張るパイプたてだけを行いました。
作業風景はこんな感じです。
2人で作業していたので、片方が写真撮影をすると1人だけでちょっと切ないのですが…
1人がパイプを持って立てて、もう1人がハンマーで打ちこむ。
そんな作業です。
防風ネットは約90m設置する予定で、
パイプを23,4本打ちこみました。
2人で交互にパイプを打ち込んでいったので、
それほど疲れず作業出来ましたが、
1人で全部やろうとしたら、結構きつい作業になると思います。
…農家の方々、ReRootsではこんな作業もしますので気軽にお声掛けください。
津波被災地では、農地の土の中にがれきが埋まっていて、それを取り除く作業が必要です。
でも、それだけやれば大丈夫…という訳でもないようです。
津波で家屋や屋敷林、防風林がなくなっているところが多いので
風対策が必要なところも多いと思います。
「仙台平野」は、広大な水田地帯で、風を遮るものが少なく、風がとても強いです。
実際、防風ネットを張ろうとしている場所には、以前は防風用に並木が植えてありました。
農地の復旧作業は、がれきの除去以外にも色々必要なようです。
ともかく、今日パイプ立てて、後日防風ネットを張って、
それで菜の花たちがまた元気に育ってくれることを願います。
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