今日の活動は、昨日の畑の続きで、土おこしとガレキ拾いです。
それほど広くない畑なのですが、瓦や石がとても多いところです。
海岸線に並んでいた家々から流れてきたものなので、取り除きながらも、複雑な気分になります。
復旧作業って、片づけてきれいにするという側面だけでなく、取り除く物そのものにも生活感があるので、葛藤しながら、もやもやしながら活動しているような気がします。
それでも、畑が再生できるようにという前向きな方を主要に考えて、
みんなで、
スコップ一刺し一刺し、
土を掘り起こして
ガレキを拾います。
取り出した石や瓦 とても大きいです
今日の畑は、皆様の協力で無事、終了しました。
ありがとうございます。
さて、この農家はとても古くから続いている農家です。
400年とか。
家の裏には樹齢300年にもなるカヤの木があります。
仙台市の保存樹木にも定められているそう。
赤穂浪士のころから、ずっとここにいるんですね。
この木、
下から見ると分るんですが、
津波を受けた側が痛んでしまっているんです。
左側は葉っぱがない。
右側には葉っぱがある。
そこで、樹木医に診てもらうそうです。
津波を受けても、水の勢いに引っこ抜かれずに頑張って
いまも葉っぱを付けているのだから
どうにか再生してほしいです。
樹齢300年。
木がずっとここにあるのは、
この農家の方が、代々にわたって
ずっとここで田畑を続けてこられたから
農家があきらめずに頑張っているので、
それを見ているかやの木もきっとあきらめていないと思います。
それから、今日、近所の仮設住宅の方へ
寒くなってきたので、手編みのレッグウォーマーが
届きました。
写真にもある通り、6人のおばあちゃんたちが、気持ちを込めて編んでくれたものです。
近々、仮設住宅へプレゼントしに行きます。
今日のReRootsファーム
小松菜
ゆきな
すくすく育っています。楽しみです。
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