9月28日
もうひとつの班の話
こちらは側溝です。
昨日の作業の続きで側溝の泥だし、それに加えて畑を平らにする作業を行いました。
側溝は、田んぼの脇にある農業用のため、幅が広い。そして深い。
今日は側溝に詰まっている松の木や藁くずを取り除く作業を中心にやりました。
午前の作業が終わったところ。
側溝のまわりが泥や藁くずでいっぱいなのが分かりますね。
これらはすべて側溝に入っていたものです。
こんだけ入ってたら、詰まってしまうのは当然です。
藁くずを取り除いていくと、だんだん水が流れていくのがよく分かって気持ちいいです。
詰まった側溝は、先日の台風のときにも、水が流れなかったために若林区の雨の被害はとても大きいものになってしまっていました。
われわれ泥かきすとは、そんな側溝を使えるようにするため日々泥をかいております!
こちらをご覧ください。
作業後の側溝です。
大分すっきりしたのが分かりますね。
側溝のそばにあるコンクリの塊が見えますか?
これはこの側溝の中の泥に埋まっていたものです!
こんなに大きなものが・・・!!
いったいどこから流れてきたのか。
津波の威力の大きさを改めて感じます。
このコンクリは相当重かったのですが、ここは「てこの原理」を使って、5人がかりでなんとか側溝から引き抜きました。
私は理系の人間で、半泣きになりながら物理のテスト勉強をやっていましたが、ここで物理学が実践されたのを感じましたね(笑)
物理は、やはり様々な物事の根本となるものですね。
これを引き抜いたときの私たちの達成感といったら、簡単に表すことができません。
側溝の泥だしの作業は、簡単なものではありません。
しかし、泥や藁くずを取り出して水がきれいに流れたときの達成感は他の何にも変えられないくらいです。
次にいつ大雨が来ても大丈夫!
そういえるよう、われわれ泥かきすとは明日も頑張ります!
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