今日は
どんよりの曇り空です。
まず、1か所目の作業
こちらの畑では
土おこしと同時に
埋まっている水道管を掘り出しています。
なぜ、畑の中に水道管が埋まっているかというと
ここは、ビニールハウスが立っていた場所
ビニールハウスの回りには
水を散布するために
水道管が設置されているとことが多いです。
これを掘り出すのは
なかなか至難の業
畑の端から延々と続いていきます。
でも、津波とその後のガレキ撤去作業などで
水道管を傷つけてしまって、
もう使うことはできなくなってしまいました。
そのため、えんやこら掘り出します。
そして、
これが掘り出した
パイプです。
ボランティアの皆さん
ありがとうございます。
別の場所では
使わなくなった
作業場を解体しています。
ここは、荒浜
この作業場は津波の後に
建築関係のお仕事をされている
おじいちゃんが
一人で建てたものです。
昭和5年生まれ
現在83歳です。
あまりの元気さに驚くと、
免許証を見せてくれました。
おじいちゃんは、
作業しながらも
いろいろお話して下さいました。
津波によって
様々なご不幸やご苦労があったこと、
移転や土地の買い上げの問題など…。
プレハブに
つけていたこの看板
荒浜を訪れたことがある人ならば
見たことがあるのではないでしょうか
解体するのは寂しいです。
でも、おじいちゃんは
もう次のことを考えていました。
「解体し終わったら、
こっちのあいでっとご、ここに、はだけつくんだ。」
「ほれ、少しだけど、たまねぎ、エンドウマメ、もぅ植えでんだ。」
強いです。
PR