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側溝考


どうも

ReRoots広報のN本といいます
42ee7623.jpg42ee7623.jpg











実はブログ投稿ははじめてです

基本のんびり時にアツく書いていきますので

生温かく見守っていただければと思います


今日のReRootsの活動は

津波が来た地域の側溝の泥かきでした

津波が来た地域の側溝は

泥がこんなにびっしりと入り込んでいます
KC3X0598.jpg











この泥どもを撤去して水の通りや各種人間関係などをスムーズにしていこう

というのが今回活動の趣旨でした


実は上記の写真の状態に持っていくまでが既に大変でして

側溝のフタというのはとっても重いんですね

ですからこちらの側溝フタ吊り上げ専用機(そんなジャンルがあったんですね)

「どぶた朗くん」

KC3X0591.jpg











を用いて、このクソ重いフタを撤去するという作業を行ってから、

大きさの違う側溝たちの泥かきを行いました

「どぶた朗くん」公式ページによると

『使い方は超カンタン! ふたの両端に「どぶた朗君」のツメ部を挿入。
あとはハンドルを持ちあげるだけでOK!クロスパワー発揮で、一人でもラクラク移動できます。』

ということでこの機器を使うとなんだか不思議な力によってフタがあがります

文系の僕には詳しいことはわかりません


ですが屈まずに少ない力で側溝のフタを上げられるというのはほんとに助かりました

そんな作業の後側溝の泥だしを開始

農業用排水の側溝はこんなに深い造りになってました
KC3X0595.jpg










側溝の泥だしはなかなかにハードです

ですがその分側溝を一列綺麗にし終えたときの達成感は一入です

じゃん
KC3X0600.jpg











今日は他のボランティアセンターでボランティア経験を積んでいるベテランの方々が

数名ReRootsの活動に参加してくださったので

とても作業が捗りました

ただ泥がつまった側溝というのはまだまだまだまだありますので

どれだけ人がいても余るということはまずないと思います


側溝の泥だしの帰り

泥だしをした側溝の脇に

白骨化した猫の遺体がありました

複雑な気持になりながら一度は帰路についたんですが

どうしても忘れられずに

戻って遺体を空き地に埋めました

白骨化されるまでこの子がほうっておかれていたという事実が

どうしようもなくつらかったです


僕たちが活動している被災地では

たくさんの命が失われました

毎週被災地に入りボランティアをしていても

自分がその事実を忘れてしまっていることがある

それが本当に恐ろしいし自分を張り倒したい気持になります

今日訪問したお宅のお母さんも

お父さんはまだ帰ってきていません

自宅は津波で浸水してしまったため

普段は新たに借りたアパートでひとりで生活しているのだそうです

「普段は話す相手がいないから、ボランティアのみなさんが来てくれると嬉しい」

とお母さんが笑顔で言ってくれることが

僕は本当に嬉しいです


被災地ではまだまだ大変な思いをしている方々がたくさんいます

ReRootsでは、現在ボランティアが足りません

被災地のために何かしたいと考えている方、

ReRootsボランティアハウスに来ていただければ

できることはたくさんあります

一日だけでもかまいません

みなさんのご来訪をお待ちしています

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