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第二回おいもプロジェクトが開催されました!

こんにちは!ReRoots8期生のなかじーです。初めてのブログなのでうまく伝わらない部分があるかもしれませんが、温かい目で読んでくれれば幸いです。

私たちは8月19日に第二回おいもプロジェクトを開催しました!
今回の企画では参加者さん15名ほどと一緒に午前中に畑での作業、午後に地元の野菜を使った昼食やずんだ作りを楽しみました。このブログではその報告を行います。 



その前に、おいもプロジェクトとは何かを少しだけ説明しておくと、おいもプロジェクトとは、震災で被災した若林区に農業体験などを通して、多くの人に足を運んでもらい若林区の魅力や農業の楽しみを知ってもらおうという企画です。おいもプロジェクト自体は三つの企画からなっていて、サツマイモの苗植え・蔓返し(つるかえし)・収穫を行っています。毎年たくさんの方々にお越しいただいてます。


 
それでは活動の報告に入ります。
まずは午前中の畑での作業について報告します。5月に行った第一回おいもプロジェクトではサツマイモの苗を植えましたが、それが8月ともなるとこんなに大きくなりました。今年は猛暑の影響などもあって心配でしたが、ここまで成長してくれて嬉しいです。


ここまで立派に育ったサツマイモですが、まだ完成ではありません。収穫までにはもう一つ大事な工程があります。それがこの第二回に行った「蔓返し」なんです。蔓返しは写真の通り、もともと地面に沿っていたサツマイモの蔓を返して畝(うね)の上に置く作業です。

 なぜこの作業が必要なのかというと、美味しいサツマイモを作るためなのです。地面に沿って出た蔓を放っておいてしまうとそこから何本も根が出てきてしまいます。蔓が成長するということはそれだけサツマイモの実が出たくさんできてしまうことに繋がります



「えっ!?サツマイモの実がたくさんできるならいいんじゃないの?」


そう思われた方もいるのではないでしょうか?確かにたくさんできます。しかし、量が多いということはそれだけ栄養が分散してしまうのです。結果的に一つひとつの実が大きくならず美味しくないサツマイモとなってしまうのです。
たくさんのサツマイモ、ではなく一つひとつがしっかりとした美味しいサツマイモを目指す工程、それが蔓返しなのです。 

 畑では蔓返しだけでなく、枝豆の収穫・もぐ体験も行いました。枝豆は根が強くはっていて、参加者さんたちも抜くのに一苦労の様子でした。参加していた子どもたちも一人では抜くことが難しく、親御さんやメンバーと一緒に収穫していました。かくいう私たちもその重さに驚かされ、一人で枝豆を抜くのは大変でした。またこのほかにも私たちの畑は農薬を使わないようにしていていたのですが、それゆえムシがついてしまって葉っぱが食べられてしまったこともありました。



こうしてみると農家さんの大変さが身に染みて分かります。やはり実際に畑に入って土に触れてみて野菜のことを学ぶと勉強になりますね。


 


枝豆もぎでは子どもの部・大人の部に分かれて、制限時間の中でどれだけ多くの枝豆をとれたかを競いながらもいでいきました。大人も子供も真剣に枝豆をもいでいって楽しい思い出となりました。
ReRootsの卒業生の笹島さん(通称ささかまさん)は、ReRootsメンバー時代の経験を活かして、農家さながらの素早さと特殊なもぎ方を披露し一人だけ群を抜いて、1分の間に200個を超える枝豆をとりました。その速さと枝豆の多さにみんな驚きながらも感動していました。子どもたちの中ではそのもぎ方を実践したいと再び枝豆もぎ競争が始まっちゃいました笑。もいだ枝豆は参加者さんにプレゼントしました。
これにて畑での作業は終了!皆で写真を撮って畑を後にします。
 



 
お次はお昼の時間です。
昼食は地元の食材をふんだんに使った料理で、メンバーが地域の住民さんに教わりながら一緒に作ったお手製の料理です。
メニューは枝豆と塩昆布の炊き込みご飯、きゅうりの酢の物、、地元の方にもらったトマト、なすの煮浸し、おくずかけでした。
 おくずかけは地域の郷土料理で食べながら地域の文化に触れることができました。参加者さんにも地域の文化を感じてもらうことができたと思います。美味しい料理を食べながら参加者さんとも楽しくお話しできました。出された料理に対して講評をいただいたり、午前中に行った畑での作業について話したりといい時間を過ごすことができました。ごはんは美味しいものを食べることもいいですが、みんなで楽しく、が一番ですね。


昼食の後はみんなでずんだ作りを行いました。宮城県ではずんだが有名で口にしたことのある人も多いと思います。しかしながら、食べたことはあっても作ったことがある人はほとんどいないのではないでしょうか?メンバーや参加者さんのほとんども作ったことがありませんでした。
そこで私たちは頼れる地域のお母さま方に手ほどきを受けながらずんだ作りを行いました。お母さま方はずんだを作るお料理の腕もさることながら、気さくで話していてとても楽しい気持ちになります。彼女らとのずんだ作り体験は楽しい会話とともに進んでいきました。



 
ずんだ作りは、枝豆をひたすら取り出して、すり鉢でつぶすという意外と単純な作業で進んでいきました。しかし単純ながら力のいる作業は地味に大変で、腕が疲れちゃいました。そんな苦労ゆえにできたときの喜びはひとしおでした。できたずんだは白玉にかけていただきました。
手作りには美味しさ以上のなにかがありますね。皆さんも機会があれば、ぜひずんだを作ってみてくださいね。

これにて第二回おいもプロジェクトは終了です。やることが盛りだくさんで楽しいひと時を過ごせました。参加者さんからも好評をいただいて、企画を練って実行した甲斐がありました。地域の人たちと触れ合うことのできる時間があるのは素敵なことですね。
企画の最後に参加した人たちと記念に一枚。笑顔で第二回おいもプロジェクトを終えることができました!



 


最後に今回のおいもプロジェクトを運営していくにあたりたくさんの方々にご協力いただきました。この場でお礼申し上げます。ありがとうございました。


次回のおいもプロジェクトは第三回。10月14日の日曜日、いよいよサツマイモの収穫です!皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。たくさんの方の参加待ってます~
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