ReRootsでは今日も、雑草抜きと土おこしをする傍らで、東北大の学祭に出展していました!
1日目は400人程度(なんとカウンターが壊れていました…)、2日目は214人、3日目は372人の方にご来場いただきました。
こんなにたくさんの方々にご来場いただけてびっくりです。ありがとうございました!
ReRootsの活動と、被災地の震災の時から今までの様子を知っていただくために。
実際、なかなか立ち入ることのない場所の様子を、実物で見ていただくために。
震災の残した傷跡はあまりにも大きいものです。
テレビの画面に映る、私たちの想像をはるかに超えた映像は、まるで作り物のように感じられてしまうかもしれません。
しかし、それらはみな、実際に起こってしまったことなのです。
その傷跡はまだふさがったわけではありませんが、
復旧、そして復興への道を、一歩ずつ進んできているのは確かです。
そして、これからも、その長い道を一歩ずつ進んでゆかなければいけません。
だから、一歩ずつ仙台。
地域の方に許可をもらい展示したがれき。
地域の方に貸していただいた、震災直後の様子をとらえた写真。
私たちの活動をうつした写真と動画。
ボランティア参加者の方が作ってくださった紹介映像。
そして、ボランティア参加者の方が各地から来てくださっていること。
そのような私たちの展示「ReRoots 被災地写真展 ~一歩ずつ仙台~」で、被災地の今までと現状を見て、何かを感じていただけたなら幸いです。
一部、展示の様子をここで紹介します。
なお、HPではより多くの展示物を、今日中にもうちょっと高画質で掲載する予定です。
今使っている電子レンジがこの電子レンジと同じで、普通に動いているというのに…
仙台では津波で流されて、こうなってしまった。
だから、当たり前のように何事もなく動いているものだって、大切にしないと。
そうお話をしてくださる方がいらっちゃいました。
他にも、
津波によって折れたり曲がったりしてしまった自転車、
分断されたタイヤ、
まるでビニールのようにくしゃくしゃにされた鉄くず、
そして、活動中に壊れたスコップなども。
私たちの活動の様子や被災地の様子。
震災によって止まった時計と、
流されてしまった漫画。
このときまでは、確かに、普段通りの生活がそこにあったのです。
市街地がほぼ「いつも通り」に戻った今でも、農地も家も荒れてしまって困っている方がいる。
そのことは、まだ、忘れてはいけません。
そしてReRootsは、今後も復旧から復興へ、そして地域おこしに至るまで、活動を続けていきます。
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