大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
10月11日に東六郷小学校の体育館のお別れ会に参加してきました。
東六郷小学校は震災による津波の被害を受けた小学校で、平成29年には廃校となり、六郷小学校と統合されることが決定しています。
今月末から体育館やプール、同じ敷地内にある幼児学園の解体が始まり、来年には校舎も取り壊されてしまいます。
今回のイベントは、その体育館への寄せ書きと校舎前の花壇の花植えをする、というもので、ReRootsは花壇の花植えの運営を担当させていただきました。
当日は小学校の児童や卒業生を始め、多くの方が集まり、和やかな雰囲気の中で行われました。
地域の方々で一斉に花壇に花を植えました。
体育館の壁にはたくさんのメッセージが書かれていました。
イベントの最後にはお別れ式を行い、校長先生やPTA会長さん、代表の児童がそれぞれの思いを語り、全員で校歌を斉唱して閉会しました。
イベントを通じて、地域の方の小学校への愛着と、その小学校がなくなってしまう事への寂しさの両方が感じられました。
同時に、またこんな風に皆で集まりたい、という声も多く聞かれました。
小学校は子供たちだけではなく、地域の方が集まる場でもありました。震災以降はイベントも間借りをしている六郷中学校で行われることが多く、皆で本校に集まる機会は減ってしまいました。
集まる機会が減ると、地域全体で復興への雰囲気を作っていくことも難しくなってしまいます。
今回の花植えのようなものを継続して行っていく必要があるな、と感じました。
これからも地域のことについて皆で考えていきたいと思います。
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