昨日の仙台市の大雨はものすごい勢いでした。
夕方から強くなり、深夜から明け方にかけては猛烈でした。
ReRootsの学生スタッフのなかには、土砂災害の危険がある地域に住んでいるメンバーもいるので、何人かは避難情報にしたがって避難しました。
一方、鬼怒川の堤防決壊の様子を見ると、胸が締め付けられます。
夕べ、避難準備情報のメールを受信したときには、いざという時のためにどう動こうか、頭を巡らしました。
一夜明け、津波被災地の若林区の農業地域の様子が心配でしたが、ひとまわりしてみると、大きな被害というのはあまり見られませんでした。
とはいっても、水が引いてみないと分からないこともあります。
荒浜周辺の田んぼ
田んぼは、稲刈り直前の状態だったので、倒伏が心配でしたが、それほど倒れてはいませんでした。田んぼ全部が倒れているというより、一部倒れているという様子です。
水位は写真の通り、高いです。これは乾くのに時間がかかるので、稲刈りが遅れそうです。
三本塚の道路
田んぼに面して低い道路部分は冠水。
全体としては冠水しているところはあまりなかったです。交通に大きな障害はありません。
でも、井土橋付近の道路は井土浦川に沿って冠水しているので、入ってはいけませんでした。
二郷堀にかかる一本松橋
荒浜付近を流れている七郷堀、三本塚から井土の方に流れている二郷堀も、六郷堀も、どこの水路も川も水面が高く、堤防いっぱいまで水が溜まっていました。
笹屋敷近辺
畑は、水たまりができているところが多かったのですが、一部土砂が流出している畑も見られました。
ReRootsが取り組んでいるプロジェクトのうちいくつかも若干被害がありました。
三本塚市民農園にも水たまりが広範囲にできています。写真右の奥の方にある支柱は倒れてしまいました。
ReRootsファームも大きな水たまりがあり、ビニールハウスのなかにまで出来ています。
荒浜のひまわりプロジェクトはもう収穫なのですが、風によって根っこから倒れているひまわりがありました。
二木のひまわりプロジェクトは、畑の脇を流れる水路があふれていて、ひまわり畑は冠水していました。左の写真をみると、手前に頭だけ見えているのは稲穂です。冠水のレベルが高い場所です。
被害がないわけではなかったのですが、
水が引いてくれればどうにかなるのではないかという状況で、様子を見ようと思います。
やはり、
自然の力はすごいです。
日頃からの備えや準備も大切なことが再認識させられます。
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