TAKAです。
今回は、荒井東・荒井広瀬町町内会の夏祭りに行って参りました!
ここの町内会は、ReRootsで毎週土曜日に移動販売している
くるまぁとの営業場所の1つとなっています。
くるまぁとはオープン当時は七郷中のとなりの空き地のみでしたが、近所の荒井東の方から「もっと近くで営業してほしい」という声を多くいただき、今年の1月10日より荒井東の復興公営住宅での営業をスタートしました。
荒井東は東部道路のすぐ西側にある復興公営住宅の町内会で、去年の4月に発足したばかりです。
この公営住宅にはおよそ200世帯の方々が暮らしていて、今年の6月には近くに新しく公営住宅が建設され、新たに100世帯の方々が町内会に入られました。
ここに暮らしていらっしゃる方の多くは荒浜を始め、津波被災などで住まいを失われ仮設住宅で暮らしていて、そこから引っ越してきた方たちです。
ですので町内会も、地域のコミュニティもゼロからのスタートで、住民同士のつながりを深める機会として、今回の夏祭りの開催はとても意義のあるものでした。
ReRootsとしても、夏祭りの成功に向けて、なにかお手伝いできることはないかと思い、町内会長を通じて夏祭りに参加させていただけることになりました。
この夏祭りの開催に当たっても、事前にたくさんの役員会議が行われました。
そのうちの1つにReRootsからも参加させていただきましたが、まとまりのない意見が交錯し、このまま無事に夏祭りや盆踊りが開催できるのか、不安なところもありました。
それでも、住民の方々はどなたも一生懸命に、成功に向けてがんばろうとお互いに声を掛け合っていたのが印象的でした。
今回の夏祭りは荒井東復興公営住宅周辺の戸建ての住宅地(荒井広瀬)の町内会との共催で、
もちろんこの夏祭りは今までで始めての取り組みです。
当日は河北新報社の震災復興支援プロジェクト「やりましょう盆踊り」の協力もあり、たくさんのゲームブースや飲食ブースが祭りに並びました。
危惧していた参加者数ですが、当日は本当に大勢の住民の方で祭りは賑わっていました。
今回の夏祭りの様子は、翌日の新聞にも掲載されましたよ!
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http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150802_15018.htmlさて、夏祭りは地元の子供たちのおみこしで、幕が開きました!
小さな子供たちでおみこしわっしょい!荒井広瀬や荒井東のまわりをねりあるきました。
この立派なおみこしも、地元のおじいさんがダンボールで作成されたそうです。すごくクオリティー高いですね!
私たちの出店は、ストラックアウト。小さい子に大人気で、リピーター続出の出店でした。
ストラックアウトの様子です。
このストラックアウトでは、5球投げてビンゴになったらスタッフ特製のクッキーがもらえます!
今回の夏祭りには私たちReRoots以外にも、冒険遊び場せんだいみやぎネットワークさんや産直広場ぐるぐるさんなど、たくさんのボランティアさんもお手伝いとして参加されました。
綿あめの出店です。冒険遊び場さんやぐるぐるさんとの合同出店でした!
さて、18時半からは盆踊りです。
演奏が始まると、やぐらを中心に三重の円ができ、本祭りの最大のイベント盆踊りが始まりました。
私はやぐらの上で、太鼓をたたかせていただきました!
最後の盆踊りを終えると、いつにまにか空の主役は太陽から、月へと変わり、やぐらを照らしていました。
クライマックスが近づいてきましたね…。やぐらに連なる提灯の明かりがとてもきれいですね!
同じ時間、ReRootsの他のスタッフも一緒に盆踊りをしていたそうで。
住民の方から「一緒に踊りましょう!」って誘われたそうです。
まだ会ったこともない住民の方同士で「踊りましょうよ!」と声を掛け合っている様子はお祭りならではですし、なにより住民の皆さんが和気あいあいと一緒に盆踊りをしている様子が、とても印象に残っています。
これが町内会結成後、第一回の盆踊りでした。これから長く続いていく恒例行事の第一回が無事成功し、本当に役員会の方々をはじめ地域の皆さんもうれしそうな様子でした。
今回の夏祭りや盆踊りの開催を通じて、ますます地域住民の方々のあいだに新たな交流が生まれ、つながりが深まったのではないかと思います。
片付けの後、荒井東の町内会長の方も、たくさんの方が集まってくれて本当にうれしかったと満足そうにおっしゃっていました。
今後もこう言った町内会の取り組みに、私たちスタッフも参加させていただければなと思います。
そしてくるまぁとによる野菜販売も、荒井東での継続的なコミュニティづくりの場として貢献できるよう、これから頑張っていきます!
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