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7月22日 雑草抜きも復旧支援だと思い知らされます

今日は天気が怪しい予報でしたが、
やはり午後から雨が降ってきてしまいました。

そこで、午前上がりです。

今日の作業は
マメ畑での雑草抜きです。

これは雑草を抜く前に農家からやり方をうかがっている様子

なんと雑草はまっすぐ引っ張ってはダメだと。
そうすると途中で切れて根っこまで抜けない。

あ~、いままで雑草はまっすぐ抜いていて、
途中で根っこがぶちっと切れるようなことはたくさんありました。

そこで、
「ななめに抜く」のだということだそうです。

これから
雑草は「ななめ」に抜きます。


そして、こちらは、先週の土曜日から継続して取り除いた雑草の山です。

すごい量ですね。

現在、
色々な農家の方と話していて、
雑草対策に頭を悩ませている方が多いです。

というのも
農地は何代にもわたって何年、何十年、何百年と雑草を抜いているので、
農家が取りきれないほどの雑草は生えないように管理されてきたのです。

ところが
津波によって沢山の雑草の種が運ばれ、
さらに2年間再開できなかった畑はもはや雑草の種だらけ。

今日の農家は、
「これから7年間は雑草が生え続ける。種はその間なくならない」
とおっしゃっていました。

農地を回復するとき、
農家が圃場として管理できる水準というのを考えると、

ガレキをとるだけじゃなくて、
野菜が育つ状態の土質や、
農作業計画の行き届く圃場として回復する大変さを思い知らされています。

とくに、
農薬を使わないで手で雑草を抜いている農家の忙しさは
農作業をしたくても雑草抜きに手がかかり、
雑草を抜いていると農作業に手が回らないくらいに大変です。

雑草抜きも復旧支援として考える必要性があるのかと思い知らされている今日この頃です。


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農地

単に雑草と思っていましたが、その背景に有るものや、何代にも渡っての苦労の積み重ねという歴史を考えると、大変重要なテーマなんですね。

それでも、無農薬で頑張ろうとしている、皆さんにはとてもすごいと思いました。

7年と言うと、小学校に入学した子どもがいたら、中学生になっている月日です。
決して近道は無いのかもしれませんが、皆さんの活動も息の長いものになりますよう祈っていますし、少しでもお力になれる事があればと、思います。

先日、ある番組で、シ―アスパラの栽培をしようとしている千葉の農家の方の番組を見ました。
日本では馴染みが無いですが、海岸に自生するアスパラの一種の様です。
これが、農地でも成功すると、例えば今塩害で悩まされている場所でも耕作が出来るらしいので、次に繋がるまでのしのぎが出来るかもしれません。

「雑草抜きも復旧支援」・・・これは、かなりの格言ですね

メガネポンチ | 2013.07.23 11:22 | 編集

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