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1月16日 寺岡小の校外学習で講演

1月16日、
仙台市泉区にある寺岡小学校6年生の児童130人が
被災地の校外学習で六郷市民センターにきました。

被災地でのコミュニティづくりに携わっている人の話を聞き、
人と人を結び付ける重要性や思いなどを学んで、
被災地のこれからや自分たちの生き方を考えるという授業です。

話を聞いた後には、
仮設住宅や荒浜などを見学もするそうです。

講演をしたのは、

NPO法人冒険あそび場 せんだい・みやぎネットワークの根本さん
ReRootsの代表広瀬
にっぺりあ仮設自治会長の阿部さん
の3人です。

根本さんは
311当日、海岸公園冒険広場(仙台市若林区井土)にいて、直接津波被災を経験されました。
その当時の様子やその後、子どもたちの遊び場づくりを地域で取り組んでいることを報告されました。

ReRootsからは、
ボランティアについて、若林区の農業を土台にしたガレキ撤去などの復旧支援とその後の復興支援について話ながら、活動に取り組む考え方を話しました。

阿部さんは
被災の時の避難の様子や少しずつ地域の復興が進んでいる様子、もし、自信があったらまず命を守ることの大切さを話されました。

3人から話を聞くので、そこそこ長い時間でしたが、
児童たちはきちんと話を聞いていました。

どんな感想をもったのか、果たしていき方に参考になったのか気になるところです。
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東北学院大の「市民性育成の教育論」でゲストティーチャー

12月5日、東北学院大学の泉キャンパスで
坪田益美先生の
「市民性育成の教育論」という授業のゲストティーチャーをしてきました。

市民としての「自立と共働」というテーマで
大学生たちが自分で問題を発見し、1人ではできないことをみんなで解決し、民主主義社会を作り上げていくという内容につながるように
被災地の体験やReRootsの活動、そこでの学生の様子などを話してほしいと。

またもや、難しいテーマですね。

しかも、
学生たちがその授業の中で変化していくのであれば、なおさら…という
さらなる難題が持ち出されました。

 後半のワークショップの様子

そこで、
前半50分を
ReRootsの活動を紹介しながら、
1、被災の状況分析からどのように理念やコンセプトを創作し、具体的な活動をつくりあげていくかという問題解決のためのポイント
2、若林区の抱えている課題が今後、どうなっていくのかの見通し
3、実際に目標を実現していくためのチーム作りをどのように進め、かつ学生の成長をどうやって促すか
を話しました。

実際にReRootsの活動は市民として被災地での共同での問題解決の事例ともなるし、そこで同じ大学生が取り組んでいるので、悩み方や成長の仕方なども受け止めやすかったかもしれません。

後半40分は
そこからのワークショップを通じて、
実際に話を聞いた学生たちが重要だと思ったポイントを整理し、
そこから頭で重要だと思っても、実践するときの課題は何かを洗いだし、
それを解決するためにはどうすればいいかを
模造紙を使って行いました。

短い時間で、学生たちは自分の課題と向き合うきっかけになったかどうか…。

感想がこわいです。

【講演報告】11月30日 六郷・七郷を訪ねる会

11月30日、
若林区中央市民センターが主催する
六郷・七郷を訪ねる会でReRootsの代表が講演をしてきました。

被災地を訪問する企画の導入となる講演です。

約60名の参加者で、バス2台
毎回、応募が多数で人気のある企画だそうです。

初めにReRootsの講演があって、
そのあとはバスにのり、
仮設住宅を見学、被災者の方からのお話、荒浜小学校の見学、慰霊碑訪問などをして
丸1日、若林区の被災と復興について学ぶ企画となっています。

そのため、
ReRootsの話は、
若林区の被災の概要やこの地域の抱える課題などがわかるように話すことが求められます。

また、
そこで、大学生がずっとボランティアを続け、
ようやく農地が回復し、営農再開が進んでいる農家の努力についても伝えたいです。

被災地を見学して、今後は農家や若林区の課題を一緒に解決していけるようになれたらいいです。

[講演報告]11月20日 東四郎丸小学校で授業

11月20日、仙台市太白区にある東四郎丸小学校の総合学習で
ゲストティーチャーとして招かれ、授業をしてきました。

6年生の児童たち約70名、「12才の挑戦~今、私たちにできること」と題する授業です。
東四郎丸小学校のブログにも記事が掲載されています→こちら

さて、
児童たちは5年生の時から2年間をかけて、自分たちで田植えをしたり、街に出てインタビューをしたり、社会人の方々から仕事について話を聞いたりということをしてきたそうです。
そして、今回は、自分たちで実行に移すためのヒントになる話をしてほしいと、なんとも難しい課題で講演を頼まれたのでした。

小学6年生が、ボランティアでも地域のことでも、日常のことでも、自分で課題を発見して実行できるように示唆できる話って…。

ReRootsの震災復興やボランティア活動を題材にして、どうやって児童にヒントを与えられるか…。

そこで
「相手の立場に立って考える」
「現状から次へ、その次はどうなる?さらに次は? 未来(先)を想像して考える」
ということをヒントにして話しました。

具体は省きますが、
身近な例やちょっとおもしろい事例をとおして、
相手(人だけじゃなくお米や動物)の立場にたって考える。
いま、課題になっていることをどう解決するか?
では、解決した後、その先がどうなるのか?
さらにその先は?

未来についての予想が見えると、何が必要とされ、何をやればいいのか見えてくる。

あとは、児童たちがどう感じたのか、楽しみです。

先生からの連絡では、
児童たちは「とても感動した」、「学びが多かった」、次の発表で「報告したい」らしいので、ひとまず、伝わったようです。

10月31日荒浜小の授業と、11月6日ボランティア体験

10月31日
荒浜小学校5年生の児童たちにボランティア活動についての授業を行ってきました。

荒浜小はReRoots若林ボランティアハウスがある地域で最も被害の大きかった荒浜地区にある学校です。
そのため、現在は使用することができず、東宮城野小学校に間借りして授業を行っています。

授業では
ReRootsが行っているボランティア活動の紹介と
荒浜の農業のこれからと
子供たちにとっての未来
というような趣旨の話をしてきました。

児童たちは、震災当時1年生で、みんな屋上に避難しました。
そこからだんだん大きくなってきて、
ボランティアについても関心を持ち始めてきたようです。

小学5年生ならば、
自分たちの地元の被災やこれからのことについて考えることのできる年齢ですね。

今回の授業は
これからの荒浜の未来や児童たちの将来にとって
貴重な話となるので、とても緊張しました。

その甲斐あって
11月6日
荒浜小の児童たちはボランティア体験をしたいと
ガレキ撤去作業を行いました。

先生たちも
児童たちのために
たくさんの機会を作ってくれています。
 まずは表面のガレキをとります。
写真を拡大してみると、この畑には石がたくさん浮いているのが分かります。

 そして土を掘り起こしてガレキとり
背中に「負けねぇど!荒浜小」

1時間の授業の中での体験でしたが、
短い時間でも一輪車1台分の石がとれて、
なかには20センチくらいの大きな石もちらほら見つかり、
児童たちはガレキ撤去って大変なんだなと実感していました。

そもそも、
児童たちは、ガレキ撤去のボランティアを体験したくて仕方なかったようです。

たしかに
荒浜に住んでいた児童たちが、
たくさんのボランティアたちのおかげで荒浜の農地が回復していることを見たり聞いたりしていたら、
何かしたいと思うのは当然の気持ちですね。

その思いに少しでも応えられてよかったです。
この児童たちのうち何人かでも
10年後、20年後の荒浜や若林区の将来にどうかかわっていくのか
とても楽しみです。

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ReRootsは東日本大震災をきっかけに作られた、震災復興・地域支援をしているサークルです。


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