先日からブログでも紹介してきました、「荒浜狐塚農園」。
その農園をされている農家の方のご厚意により、ReRootsもひと区画貸していただけることに。
そして今日は、その農園へ行ってきました。
堆肥がまいてあるところがReRootsで貸していただくことになった区画です!
(代表とメンバーの後ろ姿がうつっています笑)
堆肥をまき、まだ残っているガレキを拾います。ガレキはReRootsですでに拾ったところ。でもまだまだ出てくるんですね。区画の分だけで、上の写真の水色のかごいっぱいになりました。
そして耕運機で耕します。
農家の方に見守られながらの耕耘です。結局農家の方にほどんどやっていただきましたが・。
この耕耘機は狐塚農園さんのもの。4月ごろ新しく購入したそうです
午後から天気が悪くなる予報だったので、枝豆をふた畝と、トウモロコシをひと畝つくって、とりあえず終了。
あとはぶじに芽が出るのを待つだけ!
の予定でしたが、昼過ぎボランティアハウスに戻ってから、あっという間にどしゃ降りになりました。雷もひどかったです。
この荒浜狐塚農園は、沿岸部にあり津波で表土が流れたこともあり土が低くなっています。つい先日の大雨で浸水してしまった場所もありました。
これは・・・やばい。まいた種大丈夫かな、流れてないかな・・・
ということで、再び狐塚農園へ。
浸水していました。区画と区画の間の通路は水たまりでした。長靴でじゃぶじゃぶ歩いて、ReRootsの区画へ行くと、
畝と畝の間をうまく水が流れてくれていて、何とかなってました。よかった。
たまった水が農園の外に流れ出るように水路を簡単に作って
こんな感じ。トウモロコシの畝に少し水たまりができていました
自然って思い通りにならないんだなと改めて実感しました。
3日4日の大雨で、この農園の農家の方は、野菜の苗が水につかってだめになったって言ってましたし。
ボランティア自身が被災した土地で、ガレキを拾い、被災された方々と一緒に野菜を育てることで見えてくることはたくさんあると思うんです。
「重機でがれきを除去したとしてもそれで野菜が育てれるわけではない。
一度がれきを手作業で取り除いたとしても、すべてなくなるとは限らない。
土が流れてしまったところでは、土入れをしないとすぐに浸水してしまって畑としては使い物にならない。
天候によってはせっかく育てた作物もパー。」
そんな農家の方々の気持ちを、実体験としてすこしでもわかることができれば。
そうすれば、ボランティアとして被災された農家の方・みなさんの力になることができるのでは。
そう考えています。
そういった土地で野菜を栽培されている方々とお話しできることは、私たちボランティアにとっても大きな力になります
これからもぜひ、農家の方々も、ボランティアの方々も、よろしくお願いします
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