宮城県の震災支援でボランティアに来ていた、これから行こうと思っていた皆様

ありがとうございます。

ReRootsでも、たくさんのボランティアの方々に来ていただいて、とても感謝しています。

受入れ団体としては、いくら若林区の農地を復旧・復興させたいと思っていても、自分たちだけでは到底足りず、ボランティアの方々の参加がなければ、とてもとても広大な農地のガレキ除去は進みません。

本当に感謝しています。

また、ReRootsでは、参加するにあたってボランティア保険（天災型）に必ずご加入をお願いしています。これがないと活動できないので、ご注意ください。

そこで、ボランティア保険には、各地の社会福祉協議会で加入することができますが、

宮城県社会福祉協議会などが母体となって設置した宮城県災害・被災地社協等復興支援ボランティアセンター（自治会館2階）では個人ボランティアの場合、加入することができません。

その他の市区町村、たとえば仙台市や区の社会福祉協議会では加入できます（加入できないところがあったら教えてください）。

ReRootsで活動を予定され、まだボランティア保険に加入していない方は、宮城県ではなく他の市区町村の社会福祉協議会かボランティアセンターに行ってください。お手数おかけして申し訳ありません。

ReRootsにも、ボランティア参加を予定して宮城県災害・被災地社協等復興支援ボランティアセンターに行った方が、個人では加入できない旨でお断りされて、こちらに問い合わせが来たケースが数件あります。

個人ボランティアが参加できない理由を問い合わせたところ、

・そもそも昨年の311前には個人でボランティア保険に加入する制度はなかった。
・しかし、３１１でたくさんのボランティアが来るので特例で認めた。
・1年たったのでその特例を終了した。
・他の社会福祉協議会で個人でもボランティア保険に加入できるのは、加入している保険が異なるため。

ということでした。

こちらからの主張も話しましたが、そうそう簡単に覆るものではないので、引き続き個人の場合、ボランティア保険に加入することはできないようです。

まだまだボランティア参加者は存在し、また被災地の復旧・復興は終了していないのに、個人へのボランティア保険適用の特例をなぜ更新しなかったのか、他の地区では加入できるのになぜ宮城県だけ保険の種類が異なるのか、疑問は残ります。

被災県であるにもかかわらず、このような対応でよいのでしょうか？