10月31日
荒浜小学校5年生の児童たちにボランティア活動についての授業を行ってきました。
荒浜小はReRoots若林ボランティアハウスがある地域で最も被害の大きかった荒浜地区にある学校です。
そのため、現在は使用することができず、東宮城野小学校に間借りして授業を行っています。
授業では
ReRootsが行っているボランティア活動の紹介と
荒浜の農業のこれからと
子供たちにとっての未来
というような趣旨の話をしてきました。
児童たちは、震災当時1年生で、みんな屋上に避難しました。
そこからだんだん大きくなってきて、
ボランティアについても関心を持ち始めてきたようです。
小学5年生ならば、
自分たちの地元の被災やこれからのことについて考えることのできる年齢ですね。
今回の授業は
これからの荒浜の未来や児童たちの将来にとって
貴重な話となるので、とても緊張しました。
その甲斐あって
11月6日
荒浜小の児童たちはボランティア体験をしたいと
ガレキ撤去作業を行いました。
先生たちも
児童たちのために
たくさんの機会を作ってくれています。
まずは表面のガレキをとります。
写真を拡大してみると、この畑には石がたくさん浮いているのが分かります。
そして土を掘り起こしてガレキとり
背中に「負けねぇど!荒浜小」
1時間の授業の中での体験でしたが、
短い時間でも一輪車1台分の石がとれて、
なかには20センチくらいの大きな石もちらほら見つかり、
児童たちはガレキ撤去って大変なんだなと実感していました。
そもそも、
児童たちは、ガレキ撤去のボランティアを体験したくて仕方なかったようです。
たしかに
荒浜に住んでいた児童たちが、
たくさんのボランティアたちのおかげで荒浜の農地が回復していることを見たり聞いたりしていたら、
何かしたいと思うのは当然の気持ちですね。
その思いに少しでも応えられてよかったです。
この児童たちのうち何人かでも
10年後、20年後の荒浜や若林区の将来にどうかかわっていくのか
とても楽しみです。
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