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初心にかえる

こんばんは。久しぶりにブログ書きます小原です。

今日は若林区中央市民センター主催の「六郷・七郷を訪ねる会~ジュニア編」に参加してきました。

若林区の沿岸部をバスで巡り、地元の方からお話を伺い、被災当時の様子から復興に向かう現在について知る貴重な機会でした。


最初に、リルーツ代表広瀬さんの、リルーツとしての今までの活動から復興支援についてのお話を伺いました。

次に、こちらは井土地区の海楽寺の住職さんのお話を聞いているときの様子です。話自体はとても楽しかったですが、その中でも、津波被害の深刻さ、この先どう生きていくかも話してくださりました。「時間が空しく過ぎていくこと」この言葉が人生で1番悲しいことだそうです。自分にも当てはまる節があったので聞き入りました。


今泉地区の農家さんのお話を聞いているところです。
25歳ととても若い方でした。自分たちより少し上の方が、若林区の農業を担っているのはとても覚悟がいることですし、厳しい状況の中でも常に消費者のことを第一に考える姿はとてもかっこよかったです。


お昼。
若林区産の野菜を使っていてとてもおいしかったです。やっぱり被災地から復旧して取れた野菜を食べるのは、他のものにはないおいしさがありますね


荒浜小学校の校舎と校舎内の様子です。
荒浜小は、仙台市内の学校で1番沿岸に近い場所に位置していて、被災当時は6m以上の波が押し寄せたそうです。写真にも写っていますが天井にも泥のあと、黒板の文字が残っていて、当時のまま時間が止まっているように思えました。


最後に、荒浜の慰霊碑を訪問して今回のツアーは終了となりました。


僕自身、リルーツで1年以上活動してきましたが、被災当時の話を聞くと悲しさはもちろん、いろいろなことを考えさせられます。もし自分がそこにいたら何ができたんだろうか、どんな気持ちになったのだろうか...

今回のツアーに参加して、「実際に被災してないからこそ言っていることば」もあるのだと知りました。同じ仙台に住んでいても今回の震災のとらえ方は人それぞれ違うものなんだと改めて思いました。そして本当に被災者の立場に立つことは簡単なことではないのだと。何気ない一言が被災者を傷つけていることもあるそうです...他の参加者さんも感じたことはそれぞれだと思います。友達だったり、サークルの人に今回知ったことを伝えてほしいですね。

3年以上たっても当時の被災者の気持ちは変わらないですし、それを支援するリルーツもやることは変わっても、当時の気持ちが変わってはいけないと思いました。初心にかえることができた1日でした。




それでは、失礼します。



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傷つけてしまう一言

被災していない者が発する言葉って、とっても気をつけていても、被災された方々にとって傷つく一言って、共通する事もあれば、それぞれ違うものもある。本当に難しいですよね。
私も、お世話になった方々に色々教わりましたが、出来ない事だからけです。深い傷を持った相手に寄り添うって事は簡単な事じゃないと、ボランティアを率いる人達から学びました。

たお | 2014.09.29 00:01 | 編集

何かの小説で、「人は忘れるんではなく、忘れていく動物」なんだと・・・
悲しい事に捕らわれてばかりでは、前に進む事もままならないかもしれません。
しかし、その場所でその事を体験した人ではなければ解り知れない深い悲しみを、蔑ろにするわけにはいけないと思うのです。
だから、語り継ぐ事の大事さを感じます。

その中で、逆に「体験してないからこそ出来る行動」もあるのではないでしょうか?
一つの笑顔が、大きな喜びの輪になる事もあると思います。

辛い体験は、体験した本人以外には、理解することは出来ないと思います。
でも、そんな悲しみに寄り添う事は、簡単ではないと思いますが、出来る事の一歩と思います。
若いパワーを源に、皆さんの活躍に期待します。

メガネポンチ | 2014.09.29 17:03 | 編集

傷つけてしまう一言

コメントありがとうございます。

たおさんがおっしゃる通り、一番難しいところかもしれません。僕たちも相手に寄り添うことのむずかしさを噛みしめながら活動に取り組んでいきたいです。

おばら | 2014.10.06 10:48 | 編集

コメントありがとうございます。

本当に今はテレビでも、被災地の報道が少なくなってしまいましたから「語り継ぐ」ことは続けなければいけないです。

実際、被災した方の気持ちを理解して寄り添うことは簡単なことではないと思います。だからこそ、寄り添えるように継続的に活動していくことが大事なのかと思います。これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします。

おばら | 2014.10.06 11:04 | 編集

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