2014年を迎え、ReRootsの活動は新しい段階へ入ろうとしています。
「復旧から復興へ、そして地域おこしへ」のコンセプトのうち、
復旧段階から復興段階へと移行するときです。
農地のガレキ除去作業という復旧支援活動はほぼ終息の見通しが立ち、
営農再開を希望する農家の畑に関しては、今年の春にもようやく完了する予定です。
ここまで農地が回復したのも、
これまで全国各地からボランティアに来てくださった皆さまのご協力
と
地元で踏ん張ってきた農家の努力のたまものです。
本当にありがとうございます。
2011年7月にボランティアハウスをオープンしてから2013年末までに
実に延べ約28000人もの方が参加して下さいました。
ReRootsがどれだけ多くの方に支えられていたかが分かります。
一人一人の作業は小さくても、
それを次の人にリレーして繋いでいったたすきが、
見事に野菜を作れる畑へと転化しています。
ここから本格営農再開へとなるにはあと2~3年はかかると見通していますが、
そこでの役割もきちっと果たしていきたいと思っています。
さて、
復旧段階から復興段階へと移っていくにあたり、
ReRootsでは復興のための政策研究を煮詰めています。
現在、
復旧案件が春先にのこっているものの、
真冬で寒いことと政策研究に重点をいれるためReRootsの1,2月のボランティア活動はお休みしています。
ReRootsは農地のガレキ除去という復旧支援という活動のほかに、
復興に向けていくつかのプロジェクトチームがあります。
それらが復旧段階から準備を重ね、復興へ移るときにスムーズに活動が移行できるように取り組んできました。
農業チーム、景観チーム、販売チーム、コミュニティチームの4つです。
そこで、
次回のブログから
現在の若林区の抱える復興に向けての課題
と
各チームの取組みについての紹介
など
すこしずつ復旧支援活動以外のReRootsの活動について紹介していきたいと思います。
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