9月13日
もうひとつの作業です
こちらは畑の表面の瓦礫や木片取り
ところで、みなさん
畑と聞いて思い浮かぶのはどのようなものですか?
ーーふかふかの土に生える野菜たち
そんなイメージが私にはあります。
しかし、この若林区沿岸部の畑はどうでしょう
震災当初よりはずいぶん綺麗になったとは言えます。
大きな流木や車が転がっている、という状態ではなくなりました。
しかし、
それらの流れてきたたくさんの物をとるために入った重機のせいで畑はふみつぶされ、ふかふかとはとても言い難い状況です。
また、畑をよくみると、いまだに木片や小さな金属などがたくさん落ちています。

このような木片もありました。
これでは、野菜を育てることは不可能です。
機械に引っ掛かり、耕せなくなってしまうでしょう。
そんなわけで、
今日の活動は、このような木片や小さなゴミの撤去でした。
私たちReRootsメンバーと、東京や京都、名古屋から来たボランティアで並んで、地道に畑のごみを拾っていきます。
私たち一人ひとりができることは、ほんの小さなことになってしまうのですが、「津波が来て、一度駄目になってしまった農地でも、もう一度農業をしたい」という農家に対して、少しでも手助けになれば、と私は思います。
畑の中が小さなゴミでいっぱいだったのを
耕せる状態に。
このような農家で、元気に野菜が育つ日を楽しみにしています。
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