長い間ブログでもお伝えしてきたとおり、今までReRootsは、「がれき撤去」や「土おこし」といった被災農地の復旧作業を主に行い、作物を育てる場の再生に力をいれてきました。
そして若林区では、復旧した畑を使って、徐々に作物の植え付けが始まっています。
しかし、震災前の規模での再開はなかなか難しいようです。
土壌の質が変わってしまったり、農機具や作業場が流失してしまっていたりと、課題が多く残っています。
そこでReRootsでは、農業を再開したいと思っている農家の方へ、農機具の貸し出しを本格的に始めることにしました。
いままでも、23馬力のトラクター(右の写真)を多くの方に貸し出してきましたが、お話を伺っていくに連れ、他の農業用機械の貸し出しも希望する方がいらっしゃると分かってきました。
とはいえ、震災前の規模まではいかず、様子を見ながら試験的に栽培している面もあります。
来年度から畑、田んぼも含め、本格的な営農再開に向けて動き出す方もいらっしゃるようです。
またこれからも、農機具・農業用機械の募集を行うかと思います。その時はどうぞよろしくお願いいたします。
まず今回は、管理機(クボタの「ウネマスターJr. TS350W-F」 )を募集させていただきます。
このクボタの「ウネマスターJr. TS350W-F」は、畑に作物を植える前にも植えた後にも活躍します。(具体的には、うね立てや中耕、除草・培土作業に使用します。)
この管理機と規格が同等の物であれば、メーカーや新品・中古は問いません。ちなみにこの管理機は、3.5馬力、全長×全幅×全高が1290×560×920(mm)です。
少しでも農業を取り戻すために、ご協力をよろしくお願いいたします。
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