ReRootsは、東日本大震災による津波被災地の復旧から復興、更には地域おこしにむけて、仙台市若林区のボランティアハウスを拠点に活動する団体です。
ボランティアをしたいけど、何をしたらいいか分からないという方も歓迎です。お気軽にお問い合わせ・ご来場ください!
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本日、ボランティアに参加されたみなさん、そして今日は参加できなくとも、いままでに参加してくださったボランティアのみなさん、若林区の農地復旧に携わってくださったこと、心からお礼申し上げます。
皆様への感謝の気持ちはいくら述べても足りることはありません。
東日本大震災発生から約3年、ずっと応援してくださった方々がいたおかげで、少しずつ農地の回復が進み、農家の方々の営農再開が進んできました。一人一人のボランティア活動そのものは小さな力であっても、そのたすきがリレーされ続けたことにより、野菜ができる状態まで回復したことは紛れもない事実です。2011年7月16日にReRoots若林ボランティアハウスをオープンして以来、日本全国、世界各地からのボランティア参加者は、本日まで累計29293人にものぼります。このみなさんの努力がしみ込んだ若林区の土は、津波でガレキが混入し、塩害に苦しみ、肥沃な土が押し流されたにもかかわらず、再び作物を育て、私たちの食卓を彩るまでになったのです。本当に感慨深いものがあります。
また、復旧させた農地から再び野菜を作り出す農家の努力には素直に敬服します。未曾有の大災害のなか、ご家族を失い、家を失い、農業機械を失い、農地も荒れ果てた状態から、それでも「農業をやるんだ」と、見事再開を果たし、元通りのおいしい野菜をつくる姿はプロフェッショナルとして尊敬するばかりです。農家の姿そのものが私たちの励みとなり、くじけそうなときにもっとやれるはずだと勇気を与えてくれました。若林の復興は農家の方々の農業の営みなくしてあり得ません。
さらに、私たちReRootsは学生を中心とした団体であり、未熟で至らないことも多くありました。学年が変わるなかで新しいメンバーが増えれば、さまざまな課題や問題が浮かび上がりました。それをなじるどころか、逆に励まし、指摘し、鍛えてくださったベテランボランティアさんや農家の方々の支えがなければここまでくることはできません。一つひとつの言葉が大切な宝物でした。
加えて、さまざまな物資、カンパ、助成金など、形は違えども数多くのご支援があったおかげで、活動を継続することができました。それはご本人が直接ボランティアに参加できなかったとしても、形を変えてボランティアに参加してくださったのだと考えています。このことも忘れられません。
そして、私たちReRootsは「復旧から復興へ、そして地域おこしへ」のコンセプトに基づき活動していますので、この復旧支援の終了をもって、今度は復興へとステージを上げていきます。たしかにこれまでのように数多くのボランティアを必要とする段階ではありません。これからは農業の本格営農再開、移転や現地再建などのコミュニティ再生、それに伴っての景観再生、防災という4つのテーマについて、いくつものプロジェクトを行っていきます。そこではプロジェクトごとに復旧支援ボランティアではなく復興支援ボランティアとして参加を募ることになります。ReRootsのボランティアは全部おしまいというわけではなく、形を変えて進んでいきます。おそらくこの復興支援は今後2~3年は継続するでしょう。そしてその先に地域おこしへ5~10年かけて取り組んでいく計画です。
現在、若林復興のための「ReRoots五か年計画」(仮称)を作成中で、4月中、おそくともゴールデンウィークまでにはHPで公開する予定です。そこで新しい参加の形を提案したいと思います。また、4月以降ひまわりプロジェクト、田んぼプロジェクト、おいもプロジェクトについてはグリーンツーリズムのパッケージ企画として広報を開始します。市民農園やReRootsファームでの農作業にも力を入れ、野菜販売のりるまぁとは移転して新規再開、さらに新プロジェクトの野菜の移動販売など、今後も若林区の復興のために努力していきます。
本当に、今日で復旧ボランティアは終了してしまうのですが、それは新しいステージに向けての始まりの日でもあります。しかしながら、正直なところ、復旧が終わってしまうことが名残惜しくも感じてしまいます。復旧したことを喜ぶべきとも思いながら、明日からボランティアの方々と会う機会が少なくなってしまうと思うと、寂しさが心のひだを震わせます。素直に喜ぶべき終了の日に、やはりボランティアの方々のもくもくとスコップをふるう姿、手作業で細かく分別する姿、活動終了後の闊達な笑顔やおしゃべりがいくつもいくつもよみがえります。
つまりは、今日で終了ですけど、全部終了するわけではないので、「ぜひまた来てください」と言いたいということです。そして、「ありがとうございます」と本当に感謝していますけど、「ぜひ明日からまたよろしくお願いします」と、あつかましくも協力をお願いしたいということです。
私たちReRootsは今までも、これからも若林区の復興のための「媒介」として活動していきます。これは復旧段階でも、復興段階でも変わりません。なので、みなさんも、引き続きReRootsの応援と若林区への心遣いについて、変わらず続けてください。
本当に、携わってくださったすべての皆様、ありがとうございました。
2014年3月31日
一般社団法人ReRoots代表 広瀬剛史
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