5月22日
七郷小学校の昨年の4年生(今年の5年生)が刈り取った稲わらを使った鶏を七郷小学校に運んできました。
到着した鶏わらアート
到着すると
あっという間に人だかりが。
「これわらアート?」
「鶏だ!!」
「去年僕らがとったわら?」
など矢継ぎ早に質問が飛び交います。
5年生の児童たちは、昨年の授業で刈り取った稲わらだということを、すぐに直感したようです。
七郷小学校では
4年生の授業でお米作りをしているそうで、農家の方から教わりながらお米作りをするとともに、
田んぼが津波被災にあったことから、ReRootsのような復興支援についても学んでいます。
そこで、
昨年の授業で、再生した田んぼから取れた稲わらを使ってわらアートにしていることを紹介した際、担任の先生から、児童たちが刈り取った稲わらをもらいました。
せっかくなので、春休みを利用しながら、空き時間をつかって鶏わらアートを製作し、七郷小学校に展示してもらいました。
ちょうど、運動会があるそうで、タイミングよくお披露目の機会にもなるそうです。
田んぼ脇を運ばれていく鶏わらアート
わらアートの鶏には、
児童たちが朝はやく起きて、おなか一杯朝ごはんを食べて、元気にお勉強や運動や遊びをしてもらいたいなという願いを込めています。
今年も、4年生たちがお米作りの授業を行うので、お米作りからわらアートを使った地域づくりまで幅広く学べる機会になってもらえたらうれしいです。
わらアートが、復興のシンボルから、農業を学んだり、児童たちの学習教材になったり、地域づくりにつながっていったりと多様な発展をしていることは重要だと思います。
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