12月17日㈰ 六郷東部年越し祭 報告
こんにちは!コミュニティ2年の車田です。
先日12月17日㈰に行われた六郷東部年越し祭についてお話します。
このお祭りは今年3月に閉校し、その後解体された東六郷小学校で形成された地域コミュニティの再生の一環として、みんなで集まって寒い冬を楽しく越そう!という思いで作られたものです。また、10~11月に地域の町内会ごとに作成を進めていた「六郷わらアート」の発表会でもあります。
この日は北風がとても強く大変寒い日でしたが、合わせて50人以上の人がこの東六郷コミュニティ・センターに集まりました。
まずはNPO法人ミューズの夢さんのバイオリン演奏です。ミューズの夢さんはハンディを持つ子供たちを対象に芸術と音楽に触れる機会を作ることで、子供たちの楽しみや生きがいを一緒に見つけていく活動を行っております。一度は聞いたことのある音楽たちが一生懸命な演奏により、聞いている人の心を強く響かせました。
次に東北大学学友会邦楽部の演奏です。尺八、津軽三味線、お琴による昔なじみの落ち着くものから激しく心を響かせるものまで様々な音楽を演奏していただきました。特に民謡の演奏では地域の参加者がみんなで楽しそうに口ずさむ様子は印象的でした。
そして、六郷わらアートのお披露目です。来年度の干支である「戌」をイメージして骨格作りから頑張ってきました。ちょっと不格好かな(笑)。それでも、発表後にみんなで絵馬を書いてつけてもらい、参加者が楽しむ様子を見られて本当に嬉しかったです。
そして最後にシチューのお振舞をしました。使った野菜は地域の農家さんからご厚意で頂いたり卸してもらったりしたものです。また私たちReRootsが育てた白菜も使用しました。風も強く寒かったことでなかなか温まらないというハプニングもありましたが、完成したシチューは大好評でした。いやー本当においしかったです。
完成した六郷わらアートは東六郷コミュニティ・センターに展示します。絵馬も館内に置いておきますのでお立ち寄りの際はぜひ来年の抱負を書いてわらアートにつけてもらえると幸いです。
本当に長いようで短かったお祭りでしたが、大好評で幕を閉じることができて本当によかったです。これもすべて地域の方はじめ様々な方のご理解・ご協力があってこそ成功できました。本当にありがとうございました。
来年度も私たちReRootsはこの仙台市若林区沿岸部の震災復興と地域支援を目指して、地域コミュニティ再生に向けて精いっぱい取り組んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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