10月27日
若林区の七郷小学校4年生の授業で
ReRootsの代表が授業を担当してきました。
総合学習の一環で防災・安全の時間です。
今年のテーマは
「おらほの田んぼ~災害に向き合ってきた人々」
という内容で、
児童たちがJA青年部から田んぼの作り方について教えてもらったり、
津波被災でコメ作りができなくなった地元でどうやって再生させてきたのかを調べたり、
自分たちでお米作りをしたりします。
そのなかで、
今回は、どういう気持ちで被災した農地を再生していったのか、その思いを基本にして、農業再生ボランティアや農家の思いについて話してきました。
児童たちは
農家の立場に立って、大学生たちがReRootsを作ったことや
地元にボランティアが3万人もきたこと、
がれき撤去だけでなく地域づくりまで目指していることは驚いていた様子です。
さらに、
農家がとてつもない被害を受けて、なぜ農業を再開しようとしたのかの思いも伝わったようです。
それから、
防災は日ごろの気持ちや行動にあることを、友達関係や転倒防止のつっかえ棒の意味などを交えて話すと、興味津々のようでした。
途中、
先生にも協力してもらって、寸劇のようにして震災とボランティアについて日ごろの教室風景のなかからつながっていることを演じてもらいました。
震災はいつ来るかわかりません。
なので、日ごろからの友達関係や相手の気持ちになって考えていることが、
そのまま震災時の行動につながっていることが、
児童たちに伝わっているとうれしいです。
どうやら、
児童たちが作ったお米の収穫祭があるようです。
招待されたので楽しみです。
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