2月9日
仙台市若林区にある六郷小学校で
5年生の総合学習の一環として行われているお米づくりについての「調べ学習」を担当してきました。
5年生は、いままで田植えをしたり、おはぎを作ったりして、お米づくりについて学びながら体験もしてきたそうです。
そこで、これからは「調べ学習」として、自分たちでお米作りに問題意識を持ってとりくむという、とても難しいテーマの授業を行ってきました。
そのため、
まずは、
お米作りに必要なことを整理します。
①生産のための資材(機械や田んぼ、環境)、②人、③作り方、④販売、⑤調理というカテゴリーに分けて、そのなかでそれぞれの児童がどんなことに興味や問題意識を持てるのかを質問しました。
①の資材であれば、機械についてどうしてトラクターは泥の中をはいれるのだろう?田んぼの生物は何だろう?
②の人ならば、農家の平均年齢は何歳?
③の作り方なら、苗を育てるところから収穫までは?田んぼの肥料や雑草除去はどうやるのか?
④の販売なら、農家から食卓にとどくまでにどういう経路を経るのか?
⑤の調理なら、お米の食べ方はどんなものがあるか?
など、児童たちが思いつく疑問を引き出します。
そこから
「などなど調べ」という調べ学習の考え方を説明しました。
な…なんだろう?
ど…どうしてだろう?
な…なんのために?
ど…どうやって?
の問題意識の持ち方をはなして、虫の名前は何だろう?どうして最近見かけないのだろう?というように疑問をもって調べていくやり方です。
ちょうど、わらアートの小ティラノサウルスも持っていって、復興のために、わらを使ってアート作品にして人を呼び込む実演もしてきました。
写真は2017わらアートオープニングイベントのシーン
もともとのわらアートに、現在は電球をつけてイルミネーションをしています(仙台市農業園芸センターで2月中の週末の夜に展示)。
写真は農業園芸センターでのイルミネーション
さて、
児童たちは、その後調べ学習が無事進んでいるのか、授業がうまくいったのか大いに不安です。
PR