こんばんは、5期生のまさやです!
今日は、東六郷小学校でわたしのふるさとプロジェクトのイベントがありました。
わたしのふるさとプロジェクトとは、震災による被害をうけた若林区の六郷地域で、またみんなで集まる機会を作りたい、ちいきを盛り上げたい、という思いを持った地域住民の方々や、市民センター、そしてリルーツなどが月1回集まって話し合い、みんなでイベントを作り上げるという企画です。
去年から今日のイベントのために話し合いや準備を重ね、天候の不安もありましたが、無事決行することができ、たくさんの方々が来場され、とても感動的なイベントとなりました。
今回のイベントの内容は、主に灯り、食、花火。灯りは、一人一人が紙袋に想いを書いてその中に灯りを入れ、「未来へつなぐ 1.24」という文字を形作りました。日が沈み、辺りが暗くなった校庭に映し出される文字は、これからの六郷の光のようにも見えました。
食は、朝から二木の公会堂で民生委員の方々などが、地域の伝統料理であるおくずかけを調理し、参加者に食べてもらう企画でした。地域の野菜も使って、具だぬさんの昔懐かしい味がするおくずかけは参加者の身も心も温めました。
それから、校庭の灯りをバックに「ふるさと」や東六郷小学校の校歌などがケーナによって演奏され、演奏に合わせて歌う人もいたり、その音色にひきつけられていたりしていました。
津波による犠牲者への黙とう後、フィナーレに上がった花火は、鎮魂の花火ということで数ヶ月前から六郷地区で募金を募り、風速によっては延期になるという不安もありながら、無事25発の白い花火が空に咲きました。
イベントが終わった後も懐かしき友と話をしていたり、校舎をまわって懐かしんでいたりと、震災で離れ離れになってもこの六郷東部がふるさとであることは変わらないのだと感じました。
来年もこれからもずっとこんなイベントをやりたいなと思いました。東六郷栄えあれ。
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