こんばんは!!
東北大学1年の横内です。
今回のブログはタイトルの通り土曜日に行った馬糞運びについてです。
私たちは東北大学乗馬部さんの協力のもと、馬糞を運んで私たちが運営している三本塚市民農園の土壌改良に取り組んでいます。なぜかというと三本塚の市民農園も津波の被害を受けており、どうしても土の状況がよくありません。そんな中でいい土を取り戻し、利用者さんにもっと利用してもらおうと活動をさせていただいています。
運んできた馬糞は畑で発酵させ、空き区画にすき込んで、少しづつ土壌を良いものにしていきます。実際に農家さんも多いときは馬糞を2トンほど週4のペースで運んでいるそうです。下の写真は積み下ろしの写真なのですが、このトラックが1トントラックなのでこの2倍の馬糞を農家さん一人で畑に下されているそうです…
さらに馬糞を動かす際、わら同士が絡まっていたりしてかなり重くなっており、高校時代運動部だった自分もかなりしんどかったです。こんなにしんどいことを週4でするなんてそれだけ農家さんは土に思いやりを持って接しているのだと実感させられました。また、先輩から農家さんは土を育てるという感覚で10年以上かけて土づくりをするという話も聞いて、どれだけの思いで農家さんが土と向き合っているのかを感じることができました。
今、若林区では区画整理のため、多くの畑が重機でえぐられてしまっています。今までの自分だったら、畑が大きくなって効率化できるのだからいいじゃないかと思っていたかもしれませんが、土を失うということがどれだけのことかやっと実感できたように思います。
さっきの述べたように土壌改良は一回では終わらないので、これからも利用者さんのために少しでも尽力していきたいと思います。また、農家さんの感覚に少し近づくことのできた有意義な1日となりました。
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