こんにちは!東北大学2年生の小倉です。
今日は2回目の馬糞運びをしました。
震災による津波の影響で塩水をかぶってしまった土壌では、震災以前のような良い野菜を作るのは困難です。とくに、三本塚市民農園の土は粘土質で、雨が降ると靴が埋まってしまうほどぬかるみ、乾いた後はスコップがささらないほどガチガチに固まってしまいます。
利用者さんが市民農園を利用してくださるおかげで、野菜を作っていく中で土質は次第に良くなってきています。しかし、空き区画となっている区画の土は以前として改善されないままです。
そこで、空き区画を中心に、馬糞を土の中にすきこむことで土壌を少しずつ改良していこうということで、私たちは毎年この時期に馬糞を運んでいます。
馬糞は東北大学乗馬部さんからいただいています。
毎週土曜日にトラックに山盛り積んで運んでいます。
積み込み作業は、乗馬部さんに協力してもらっています。
今回、私は初めて馬糞運びの作業を行いましたが、トラックへの積み込み・積み下ろし作業が想像以上に力が必要で、こんな大変の思いをしてまで土を良くするために馬糞を運び、畑に入れる農家さんの並々ならぬ土へのこだわりを身をもって実感しました。
今日馬糞を運んだからと言ってすぐに土が変わるわけではありません。
土質を改善していくためには、継続的な工夫・努力が必要です。
こうやってだんだんと土質を改善していくことで、利用者さんに良い土を準備できればと思っています。
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