こんにちは少年です。
5月31日に、「いくっちゃ若林~田畑の復興ツーリズム~」第1回おいもプロジェクトを開催しました。
仙台市の親子や仙台在住の方々9人と一緒に、さつまいもの苗を植え、地元農家さんから農と食についてのお話を伺います。
午前中は、さつまいもの苗植えを行いました。
地元三本塚の農家さんをお招きして、苗の植え方を学びます。
親子で一緒に苗を植え、土と自然に触れ合います
当日は気持ちのよい快晴、
農家さんのアドバイスで、苗を植えた後急きょ、サツマイモに水をあげることにしました。決まった農法はなくて、土の状態や苗の様子、天気を注意深く観察して植えていきます。「野菜は赤子を育てるように育てるんだ」と話す農家さん。野菜をよくみて、野菜がしてほしいことを察する心が大切なんですね。
ポットに枝豆の種をまきます。8月末にはこの枝豆を収穫して料理するイベントを開催します。
お昼にはロールキャベツやコールスローサラダ、豆ごはん、お漬物…。地元野菜をたっぷり使った色とりどりの料理が並びます。
「おいしい」子供達は夢中になって野菜を食べつくしていきます。
肥料は鶏糞だけ!有機減農薬のお米や、糖度10%の高糖度トマト、アムスという甘いミニ人参。地元農家さんの安心安全へのこだわりを野菜の味が物語ります。
お昼ご飯を食べた後は、この日お招きした農家さんからのお話。野菜を育てることは子供をそだてることと同じ。野菜に肥料がいつ必要か農家が分かるように、おぎゃと泣く赤ん坊が何をしてほしいかお母さんはわかるんだ。そういう野菜や子供の気持ちを察して、肥料や声をかけていくのが大切なんだよ。
相手の気持ちを察しておもいやる心がたいせつだよとのお話に、小学生を育てるお母さんお父さんは深く共感していました。
大人たちが農家さんからお話を伺っている間、子供達はヤギのゆずとふれあいエサやり体験。
途中、じゃれあうゆずが5歳児に突進。見ているこちらはハラハラでしたが、その後5歳児はもっとゆずを大好きになり、ずっと野菜や雑草をあげていました。動物と体ぶつけあって伝わるものがあったのかな。
次回農業体験企画は、8月下旬に行います。次回は今回植えた枝豆を収穫して仙台の伝統的な食文化を体験します。
豊かな農村地帯である若林で、子供達と土と野菜にふれあい、農業と食のつながりを実感する1日。ご参加お待ちしております。
また、今週6日、7日は、津波で失われた町の景観を取り戻そうと、ひまわりを植え、ひまわり油を使ったろうそく作りのイベントも開催します。こちらもたくさんの方々のご参加お待ちしております。
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