5月28日は、東北大・東北学院・宮城学院女子・宮城教育大と、各大学から学生が参加して、
一緒に被災地支援を行いました。
1件目
蒲生地区で、津波の被害を受けた家の2階の家具だし
すでに、1階の泥だし・家具だしは終わっており、2階で出し切れていない家具を出す作業でした。
学生メンバーに加えフランスからの東北大留学生も2人加わり、一緒に片付け。
おばあちゃんがきて、2階の孫たちの部屋(2部屋)を片付けて欲しいということでしたが
、男の子と女の子で、友達との写真、小さいころに描いた絵、たくさん集めた漫画のセットなど
思い出の品がたくさんあって、しのびなかったです。
まだ、若い・小さいから、子どもにとってはせっかく大事にしていた宝物もたくさんあっただろうに…。
とちゅう、おばあさんが、敷地内にある別棟の中に、「お雛様があるけれど、捨てて欲しい」と頼んできました。
お雛様を捨てるって、なんか気が引けました。
娘の成長を願う大事なものだし…。魂抜きとかしてあげたかったですけど、
すでにカビも生えていて、おばあちゃんも残念そうでした。
2件目
岡田地区にある農家のわきの側溝の泥だし。
明日はひょっとしたら台風かもしれません。側溝が泥で埋まっていたら、あふれて大変です。
側溝に詰まった泥
http://photozou.jp/photo/show/1082049/81969369
スコップで泥を出し、土嚢袋に入れて運ぶ作業ですが…。
宮城学院・宮城教育大メンバーは女性でしたが、とても頑張っていました!!
ここでもフランス人メンバーは、ガッツリ仕事しています。
午後になって、こんどはメキシコ、中国、内モンゴルの人たちも合流。
とても国際色豊かなチームでの泥だしとなりました。
無事に泥だしが終わり…。
きれいになった側溝
http://photozou.jp/photo/show/1082049/81969444
その農家のご主人と奥さんとしばしお話しました。
納屋は片側の石壁がなくて、もう壊すとのこと。
そこに大きな農機具や収穫したものを入れる倉庫件作業場みたいなところが
隣接しているのですけど、納屋を壊したときに一緒に壊れないか心配していました。
また、大きな乾燥機があったのですが、水に浸かってもうだめだと。
お米農家でしたが、今まで自分の米を食べてきたのに、今年は買って食べなきゃいけないと…。
でも、国際色豊かなチームだったので、各国から応援されている気持ちがしたのか、だんだん元気になってきました。
最後には、今度、お米作ったら、食べに来たときは無料で食べさせてあげる!!と。
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