こんにちは。なるみです。
ReRootsブログには初めて登場します。
昨日は大和町(たいわちょう)の台風18号による水害復旧支援ボランティアに参加してきました。
9月19日もReRootsメンバーが参加してきたので2回目となります。
1回目の参加の様子や大和町については、
こちらの記事に書かれていますので是非ご覧ください。
今回のメンバーはReRoots5名に加え、balloons+(ばるーんず・とす)3名の、計8名で参加しました。
balloons+とは仙台市を拠点に活動する薬害被害者支援サークルで、ReRootsに所属していたメンバーが立ち上げたこともあり、以前から交流があります。
さて、昨日の作業内容はゴルフクラブ場に堆積した土砂の撤去でした。
ヘドロ状の土砂が氾濫した川から流れてきたのですが、前日までに多くは撤去してありました。しかし、シートや芝生の上には土砂が残っていたり、側溝はほぼ手つかずのままだったので、これをきれいに取り除く作業に取り組みました。
作業を開始すると、人工芝の上に大体2~3cmの土砂が堆積していて、元々見えていたはずの人工芝がほとんど隠れていたことが分かり被害の傷跡に驚きました。人工芝を傷つけてしまうので機械を入れることができず、手作業で取り除いていきます。ただ、人工芝の上にネットが敷いてあるため、なかなか土砂を取り除くことが出来ずみなさん大変苦労されている様子でした。
1日でも早い復旧を目指してみんなで協力し合いながら一生懸命に作業しましたが、芝生が見えきるまで完全に元通りにすることはできませんでした。被災は一瞬のできごとですが、復旧するには多くの時間と労力が必要になることを感じさせられます。
ただ、依頼者の方が、「明日から営業開始にしようと思ってたけど、ここまできれいになれば今日の夜から開始できる。」とおっしゃられ、少しでも早い復旧にわずかに関わることができたのかなと思います。
大雨災害から2週間ほど経ちますが、大和町の道路脇には家具などの生活用品の残骸が置かれてあり、今まで生活の一部だったものが一瞬にして瓦礫になってしまうのはどんなに悲しいだろうと胸が痛みます。
今回の大雨災害でも5年前の震災でも同じですが、たくさんの悲しみと闘いながらそれでも前に進もうとしている人がたくさんいて、その人たちのためにReRootsの活動が少しでも力になれたらと思います。
今後も、1日でも早い復旧・復興を目指して精一杯努めていきたいです。