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7月1日 荒浜の海岸の清掃

更新遅くなってゴメンナサイ。

昨日の午前中、荒浜地区にある深沼海水浴場というところで清掃活動を行いました。
震災前は毎年7月の第一日曜にやっていた恒例行事だったそうです。
海水浴客シーズンを前に、きれいな砂浜にしようということで作業していました。

しかし、昨年の震災で荒浜、そしてこの深沼海水浴場も大きな被害を受けたため、とても海水浴をできる状況ではありません。
せめてそのままになっているガレキを撤去しようと、今回清掃を実施する運びとなりました。

小雨のぱらつく中での作業となりました。
砂浜に埋まったガラス片、松林の茂みの奥にあるトタン、木に絡みついた漁業で使っていたと思われるロープや網など本当にたくさんのガレキを撤去することができました。
慰霊塔の近くでの作業だったため、みなそれぞれ色々な思いを抱えていたと思います。

ReRootsでは団体の三井化学さんとこの活動に参加しました。
その他、多くのボランティア、そして地元の皆さんでおよそ200人ぐらいでしたでしょうか、大勢で作業しました。
最後に、活動終了後に集合写真を撮ったので、それを載せたいと思います。
NEC_1672.jpg
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海岸清掃に参加して‥

この海岸は夏は賑わう海水浴場だったと聞きました。
作業の合間にそこで漁業をされていたお母さんにお話を聞くことができました。
小屋ごと漁網が流され、その後燃えてしまったのに消防から証明を出して貰えず、火災保険が支払われなかったことを悔しそうに話して下さいました。

失礼とは思いながら、いくつかの質問をさせていただきました。
・まだ、ここに住みたい?→住みたい。
・津波怖くない?→到達までの間に逃げればいい。
・また家が流されちゃうけど‥?→それでもいい。

『私らはまだしも、おじいさんやおばあさんはここでしか暮らせない。街中は何も楽しみがないのよ。ここにいれば畑も出来る。キノコや貝を拾ったり、散歩もできる。』

…言葉が見つかりませんでした。

前日の作業後に慰霊塔にお参りに来たとき、小学生くらいの男の子が二人で浜辺で遊んでいました。
私たちは、あの子達にどんな未来を残せるのでしょうか。


千葉もん | 2012.07.02 19:27 | 編集

コメントありがとうございます

おとといはお世話になりました!
海岸清掃を担当しましたReRootsのスタッフの者です。

作業終了後にボランティア参加者の皆さんを、あの荒浜の慰霊塔へ見学に連れて行く機会がしばしばあるのですが、壊滅状態になってしまった街を見ながらガソリンスタンドから海岸までの道を歩いていると、やはり心が痛むというか、わっと込み上げてくるものがあります。

あの3月11日を境に今までの生活を突然奪われてしまったのですから、荒浜の住民の身になって考えると、なおさらそのような気持ちになります。

荒浜の復旧、復興はこれからです。
将来を、そして子供たちの世代に何を残していけるのか、真剣に考える時なんだと思います。

そのためにも、被災地を知るということはとても大切なことなのではないでしょうか。

長々と失礼しました。
ReRootsではこれからも復旧、復興へ向けた活動を続けていきますので、ぜひ機会がありましたらまたお越しください!

T.O | 2012.07.03 18:07 | 編集

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