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9月19日 大和町 水害ボランティア

ブログのほうにはご無沙汰しています。
すかんぴんです。
今日はReRootsメンバー4名で大和町(たいわちょう)の水害復旧支援ボランティアに参加してきました。

みなさんもご存知の通り先週9日~11日の大雨で北関東と宮城県の一部に大きな被害がありました。
大和町は宮城県の中部、ちょうど仙台の北に位置していて、仙台駅から1時間もかからない近さですが、ここでも河川が氾濫し、家屋や圃場に土砂が流入する被害がありました。


宮城県大和町位置図
©Shogakukan 作図/小学館クリエイティブ

9時に受付開始ということでしたが、8時半頃に集合場所に着くともう受付が始まっていて9時頃にはより現場に近いサテライトのほうに移動して今回入る現場へのマッチングが行われました。
時間差があったので把握できませんでしたが、今日一日で100名弱ほどのボランテイアさんが集まっていたのではないでしょうか。

やはり宮城県ということで、震災での復旧ボランティアを経験しているボランティアさんが多く、ReRootsの瓦礫撤去に何度もこられているベテランボランティアさんも何人か駆けつけていました。

ボランティアの中から現場リーダーが選ばれ、各お宅へとわかれて作業を行います。
僕が今回作業をしたお宅は初めてはいるSさんという方のお宅で、まずは泥にまみれてしまった家具の移動から始めました。

ReRootsからの3人を含め15人で作業を開始し、午後は10人で作業しました。


(写真は家主の方の許可をえて撮影しました。)

もともとバイク屋さんや車の整備屋さんをやっていたそうで様々な機械類や家具が出てきました。中には高価だろうと思われるものもたくさんありましたが、ほとんどを捨てるとおっしゃっていました。

一週間泥が溜まっていたこともあってヘドロの臭いがして、震災を思わされました。
今日初めて本格的な水害ボランティアに参加した一年生のメンバーも予想以上の被害に驚いていました。



このドアの線のところまで水がきたことがわかります。
だいたい大人の胸の下ぐらいまでの高さです。

家の中のものを全部運び出した後、床上のヘドロを書き出して、床を水洗いしました。
その後、運び出してもう処分するものをトラックに乗せて集積地に運ぶ作業を作業終了の3時まで行いました。

とにかく運ばなければいけないものが多くて、床下のヘドロの書き出しなどを考えると同じ人数と時間であと3日間ほどかかりそうです。

復旧に一日でも早く近づくようにと今日はメンバーそれぞれ全力で作業をしようと言っていましたが、運搬のための道具やトラックが足りていなかったり、瓦礫の処理の仕方が不明確だったりと災害現場の難しさを感じさせられました。

現在大和町のサテライトは二つあって、合わせて20件ほどのニーズがまだあるそうですが、シルバーウィークで全ての現場を終わらせられるかは微妙なようです。

街中を車で走っているとあまり被害は目立ちませんが、一歩家に近づいてみると大変な被害があるようでした。今日はいったお宅の家主は70代の夫婦でしたが、そのような個人の力ではとても片付かないなとボランティアの必要性を強く感じました。

同時に5年経ってもまだ復興とは言えない津波被災地の被害の大きさを改めて思わされました。
シルバーウィーク中は若林区で臨時の復旧支援ボランティアも行うと同時に、一部のメンバーは引き続き県内の大和町や、大崎市の被災地に赴く予定です。

これからも被災地の一日でも早い復旧、復興を目指して活動していきたいと思います。


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